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沢山の着物を眺めながら。

今年は何だかバタバタと慌ただしくて、体調も優れず…

それなりの年齢だし、

「まぁ、こんなものかな」と過ごしていたのですが

広島で一人暮らしをしていた高齢の伯母から

施設に入ることにしたので着物を全部貰ってくれないか? という

連絡があり、急遽広島へ。

その結果がこちら

着物が好きだと言っていると

とりあえず、引っ越してきた箪笥に押し込んで

それまで持っていた自分の着物も併せて、5月の連休に整理しました。

結果、着物とコートなど90枚 帯60本

これは、箪笥3棹に収納している分だけで押し入れなどには

洗い張りをした物と仕立てていない反物など

これらの倍量はあります。

何故かといえば、買った物ももちろんありますが

いただいた着物も多く(みんな着ないからね)

私自身、18歳で和裁を始めた頃からの着物をほとんど手放していないからです。

着物はなかなか捨てられない。

ただ高価だったから、ということじゃなくて

それぞれの着物に思い出があったり、

買ったときや買って貰ったときの喜びがあったり

本当に捨てられない。

そして再生できること。

18歳の頃のお洋服がもし手元にあったとしても

絶対に着られないですよね、サイズもデザインも。

沢山の着物を眺めながら

着物のある暮らし、日本に生まれてよかったなぁって思っています。

お仕事は、ドールの着物を作ること、販売することなんだけど

まず、沢山の人に着物を好きになっていただきたい。